「『闇から光が輝き出よ」と命じられた神は、わたしたちの心の内に働いて、イエス・キリストの御顔に輝く神の栄光を悟る光を与えてくださいました。」(コリントの信徒への手紙Ⅱ 4章6節)
「闇から光へ」は「罪からイエスキリストの命へ」と招かれ、導かれ、支えられる力をいただくことです。人の思いを超えたところで、私たち一人一人の事情に見合う形で救いの手が差し伸べられています。私自身の課題に光が当てられ、自分自身の「闇」を知るのです。その「闇」の深さを理解することによってイエス・キリストの光は輝きを増します。
私が音楽研修会をさせていただく時に必ず届ける言葉があります。「良き音楽奉仕者は良き教会人」という言葉です。まことの音楽奉仕者として「私」を作り上げるのは総合力です。信仰歴が短いとか長いとかは関係ありません。教会に身をどれだけ置いて、つぶさに聴いて、心と身体に染み込ませるかなのです。
今いただいている音楽という宝物を磨き続け、神様と人々、教会に仕えていただきたいと願います。「私はこれで良し」と自己絶対化したときに成長は止まります。神様のため、教会のため、自分のために常に前進できるように励んでください。自力ではなく、そうさせて下さるイエス様に信頼してください。そこには今日も明日も変わりないイエスキリストの招きがあります。悔い改めて、招きにこたえ、集められた共同体の私たちが、他者へ、地域へ、社会へ、世界へ散らされ、遣わされるとの視点を持ち続けましょう。
日々、み言葉に養われる生活は私たちの力です。礼拝を死守することによって神の栄光があらわされ、恵みとしていただきます。繰り返し聖書を通して「招き」をいただき、「闇」に気づかされ、光へと導き出される祝福を受けて行きたいと切に願います。;;”255″