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2009年2月15日「教会を建て上げる礼拝」

「愛を追い求めなさい。霊的な賜物、特に預言するための賜物を熱心に求めなさい。」(Ⅰコリント14:1)

 「コリントの信徒への手紙 一」はコリント教会の中に起きた様々な問題に適切な助言を与えるパウロの手紙であるが、12章から14章においては特に「異言と預言」について書かれている。「異言」それ自体は霊の賜物であり、決して異常なものではない。しかし、「異言」を語ることを誇り、礼拝の場で我先に競い合うように語り出すさま、「異言」が解釈されず礼拝が混乱するさまは異常なものであったと言える。パウロは「異言」を全面否定しない。しかし「愛を追い求め」る結果、「人を造り上げ、励まし、慰め」る「預言」によって「教会を建てる」ことを祈ってほしいと勧める(14:1-4)。パウロは「霊」と「理性」の両方が必要であることを語る(14:15)。イエス・キリストの「愛を追い求める」結果、「霊」で神、人々、教会を思い、「理性」で神、人々、教会を思うことが必要なのだと知ることが出来るのである。

 教会の働きの中で一番重要なものは「礼拝」である。礼拝を放棄した教会は「教会」ではない。教会はギリシャ語で「エクレシア」と言う。我々は「主に呼び集められたもの」であり、神の働き、この世での働きへ派遣されるために集められている。自己実現のために教会や礼拝があるのではない。まず神が我々に関わって下さり生きるようにして下さった。それゆえに我々は神に関わり続ける、生かされ続ける。毎週の「礼拝」は、我々に関わってくださる神のためのものである。我々は「霊」と「理性」、「霊の賜物」と「預言する賜物」で教会を建てる「礼拝」を目指したい。ひとり一人が霊的成長を礼拝で頂き、教会形成に関わることで、自分自身をも建てられていく。そのような歩みを頂きたい。;;”448″

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