すなわち、イエス・キリストを信じることにより、信じる者すべてに与えられる神の義です。そこには何の差別もありません。(ローマの信徒への手紙3章22節)
律法に従い正しく生きている自分は神に愛され救われるに十分足ると自負していたパウロは、イエス・キリストに出会い、「誰でもイエスを救い主と信じる信仰によってのみ神に義とされ赦しと救いにあずかる」という真実を示された。
キリストの教会は、常にこの大切な約束を握り締めていられたわけではない。
「信仰と善き業」を救いの「条件」に据えた時代もあった。しかし、「もう一度、真剣に聖書に立ち戻ってみよう」という人々が現れるとき、教会は再びこの大切な約束に出会うことができた。悪の誘惑はいつの時代もキリスト者と教会を狙い、この大切な約束から我々を引き離そうとしている。我々は聖書を読み、祈り、日ごと新たに神との交わりを頂き続けなければならない。;;”177″