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2009年1月4日「すべて真実なこと」

終わりに、兄弟たち、すべて真実なこと、すべて気高いこと、すべて正しいこと、すべて清いこと、すべて愛すべきこと、すべて名誉なことを、また、徳や称賛に値することがあれば、それを心に留めなさい。(フィリピ4章8節)

 明けましておめでとうございます。新しい年の皆様の生活の上に、神の祝福が豊かにありますよう祈ります。

 2009年も主が支配する一年であることを信じ、遣わされた場所で、神に与えられた役割を精一杯励もう。何よりも、神との交わりである礼拝を大事にし、神の力と導きを受けて、しっかりと信仰生活を歩もう。

 新しい年を迎えて、フィリピの信徒への手紙4章より、私たちの信仰生活の指針を与えられたい。

 第一に、この一年も、キリスト者の幸いである「常に主において喜ぶ」生活を歩もう(4節)。大事なことは「主において」である。この一年、どのようなことが待ち受けているか分からないが、どのようなことがあっても、私たちは主イエス・キリストにおいて神に愛されている者である。

 第二に、「何事につけて、感謝を込めて祈る」、祈りの生活を大事にしよう(同6節)。主日礼拝に臨む時、「日々の祈り」を守る時、神に目を向けて祈ろう。祈る時、私たちはすぐ近くにおられる主を覚える。「主を呼ぶ人すべてに、(主は)近くいます」(詩篇45・18)。

 第三に、この一年も、人々に神を証する証人として、良い行いを心がけよう。心を尽くして神を愛することと、自分を愛するように隣人を愛することが、キリストの律法であるが、パウロが冒頭に挙げたのは、当時、人々が良い行いと評価した徳目である。キリストの律法は変わらないが、時代によって、人々が良い行いと言う道徳は変わる。しかし、パウロは神を証する証人たちが、良い行いと人々の評価するものにも心を留め、実践するように勧める。「そうすれば、平和の神はあなたがたと共におられます」(9節)。;;”304″

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