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2008年10月26日 「途上の教会」

「・・・夕暮れに、あなたたちは、主があなたたちをエジプトの国から導き出されたことを知り、朝に、主の栄光を見る。・・」(出エジプト記16章6−7節)

 神はモーセを指導者として立て、イスラエルの民をエジプトから導き出し、約束の土地へと向かわせた。その旅路は順調なものではなかった。人々は不平を言い、たびたび神に背いた。結局人々は神の供えられた約束の地を目指しながら40年もの間、旅を続けることになる。

 16章は、日ごとの食物をめぐる物語である。人々は「食物がない」と不平を言い立てた。神は彼らに「うずら」と「マナ」を与えられた。これらは人々の命令に従って神が魔法を使ったかのようにして差し出したものではない。神が自然の中に豊かに備えられたものであった。神が与えて下さる恵みと祝福は、普段の生活の中で発見できるのである。神は、朝に夕に食物を集めさせることを通じて、人々が朝に夕に神の大きな御業を思い起こし、神の栄光を仰ぎ見るようにさせられた。人々は、毎日新しく、「マナ」を頂きに出かけ、日々新たに神が神であることを知った。

 イスラエルの民のように、西川口キリスト教会もまた、旅の途上にある共同体である。神は教会の歴史の中でその時々に必要な導きと恵みを下さった。その形成の途上で頂いてきたものを我々は感謝して受け、引き継いでいく。その中で同時に、我々は「マナ」の物語を思い起こさなければならない。我々は日々新たに御言葉を聴き、祈り、今ここで神が示される方向に歩むことを命じられた共同体だからである。日々新たに神の御心を求め、今この時に与えられた使命を果たしつつ、神が備えて下さる終わりの時、永遠の神の国に向かって歩き続ける教会とされたい。;;”294″

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